2023年11月、コロナ明け初の海外旅行復帰戦で、グアムに行ってきました!
世の中はもう、マスク無しも当たり前の世界になってますが、旅行を決めた夏の時点では少し不安もあり、復帰デビュー戦はビーチでまったり、フライトも短いグアム行きを決めたのでした。
グアム旅行の2023年11月は、1ドル150円台とまさに円安のピーク!
でも、ユナイテッドの特典航空券で往復し、ウェスティンとクラウンプラザの両ホテルともポイント泊と、食事と移動以外はほとんどドルを使わずに行ってきました!

特に円安では、マイルやポイントの価値は大きくなりますね!
マイルの使いどきかも!
ということで、本記事では、その中でも情報が少なかった、全面改装を経て2022年にリブランド・オープンしたクラウンプラザ・グアム(以下、CPグアム)の宿泊記をお届けします。
クラウンプラザグアムの概要
沿革・概要
CPグアムは、元々は第一ホテルだったものが2005年にフィエスタリゾートに変わり、さらに2022年11月、全面リニューアルを経てIHGホテルグループのクラウンプラザホテル・グアムとしてオープンしたものです。なお、2022年11月はソフトオープンで、2023年3月にフル・オープンとなっています。
ですので、例えばトリップアドバイザー(TripAdvisor)では、(特に日本語コメントは)フィエスタ時代の口コミの方が多く、「古い」、「値段が安いので・・・」といったコメントが見られるのは昔のコメントなので、注意が必要です。
クラウンプラザとして生まれ変わったホテルは、プール(インフィニティプールやファミリープール)も新しく作り直されるなど、ちょうどパンデミックの間に2年間および4,700万ドル(60~70億円)をかけて全面改装されたものです。


ホテルのオーナーはフィエスタ時代と同じですが、IHGとの提携によって高品質化を図って全面リニューアルし、クラウンプラザとしてオープンできるようになったと言われています。運営は、IHGグループが行っているようです。
クラウンプラザグアムの施設概要
| フロア数 | 地上12階 |
| 客室総数 | 321室 |
| 客室概要 | -スタンダード マウンテンビュールーム: 70室 -スタンダード オーシャンビュールーム: 53室 -スーペリアルーム: 72室 -プレミアムルーム: 61室 -ファミリールーム: 14室 -クラブルーム: 33室 -ジュニアスイート: 11室 -スイート: 7室 |
| 施設 | -クラブラウンジ -プール -キッズクラブ -マリンセンター -リゾートマート |
素晴らしいビーチビューのロケーション

CPグアムは、グアムの代表的ビーチであるタモン湾の中心近くに位置しています。ただ、ショップやレストランなどが多いのはタモン湾の北寄りなので、徒歩圏にはガイドブックに載っているようなお店はありません。
ただ、CPグアムの素晴らしさは、なんと言ってもビーチビュー!!

ページトップの写真も、部屋のバルコニーから撮ったものですが、パームツリーの直ぐ先には透明感あふれるコーラルブルーが広がっています。右の端には恋人岬も見えているのがわかりますか?
CPグアムは、後でご紹介するようにリゾートホテルのリッチ感ではもう少しな部分もあるのですが、このビーチビューは期待を裏切らないものでした!

今回のグアム旅行は、実は前半はウェスティンに泊まったんですが、100%のビーチビューに浸りたくて、後半はCPグアムを予約してみました!
IHGプログラムでお得に宿泊
無料宿泊のポイント価値は??
冒頭でも書きましたが、今回のCPグアム宿泊は、IHGのポイントを利用した「無料」宿泊です。約3カ月前の8月に、2泊で57,000ポイントでの予約です。
11月に入って確認した価格では、20%割引のプランでも1泊平均249ドルでしたから、当時の為替(150円/$)で計算すると約1.3円のポイント価値でした。
0.5~0.6円が相場などと言われるIHGポイント、円安のマジックのようなものですが、それにしてもお得に泊まることができました!感謝です!
確約スイートアップグレード(CSU)とラウンジアクセス権~IHG One Rewardsの恩恵を満喫
実は今回は、さらにお得な宿泊となったのですが、それは2022年のIHG One Rewardsプログラム改定で導入されたマイルストーン特典の利用です。
IHGホテルで年間20泊から10泊ごとに特典が貰えるというもので、以下のマイルストーン特典が設定されています。
| ラウンジ年間メンバーシップ | 獲得年の翌年末までクラブラウンジにアクセスできる権利(ラウンジアクセス権) |
| 確約済みスイートアップグレード(CSU) | 通常最安のスタンダードルームからスイートにアップグレードが可能なクーポン |
| フード&ドリンク特典 | 宿泊時、2,000円分の飲食費に充当が可能 |
このうちCSU(スイートアップグレード)は、当初は普通料金(ベストフレキシブルレート、BFR)で予約したときしか使えなかったようなのですが、なんと宿泊直前の2023年10~11月くらいからポイント宿泊でもCSUが使えるようになったんです!
ということで、宿泊の14日前に電話でアップグレードを申請すると、1キング・ジュニアスイートにアップグレード成功しました!
ラウンジアクセスを含め、ゆったりとリッチでお得な滞在をさせていただきました。(感謝)
全面改装を経たホテルと客室
全面改装から1年で訪れたCPグアムは、当然のことながらとてもキレイでした!ロビー、フロントの写真は撮ってないのですが、玄関の自動ドアが開くと、白を基調とした真新しい、清潔感あふれるロビーがが目に入ります。
全体的な印象としては、後で紹介する客室も含め、クリーンで明るい雰囲気は◎ですが、ゴージャスさやリッチ感は△という感じでしょうか。でも、明るくてスペース感があふれる雰囲気は、ビーチリゾートとしては好感できるもので、気持ちいい滞在ができたと思います!
客室も、本当に新築のホテルのようにキレイな状態でした。今回泊まった部屋は、上に書いたようにCSUによるアップグレードが承認されて、1キング・ジュニアスイート!
ジュニアスイートと言っても、調度品も含めて豪華!という雰囲気の部屋ではないですが、カジュアルながらも気持ちよく快適に過ごせる部屋でしたよ。

テーブルとか椅子は、シンプルなものでしたが機能的で明るく、過ごしやすい部屋でした。最近のリノベーションということで、テレビは60インチ以上(多分)の大型でした。


洗面台、バスルームも、シンプルですが広く明るく、使いやすい空間でした。ただ、日本人からすると、トイレがバスルーム内にあるのは残念なポイントでした(アメリカでは家でもこれが標準だったりするので、抵抗がないのかもしれません・・・)が、シャワートイレだったのは嬉しいですね!
なお、歯ブラシ等のアメニティは標準的なセットが用意されていました。シャンプー等はクラウンプラザ標準のものでした。



その他、カートリッジ式のコーヒーメーカー、紅茶ティーバッグのほか、冷蔵庫や金庫も日本でもおなじみのものでした。



こうやって一つ一つ紹介すると、ジュニアスイートの割に大したことない?って思われそうですが、この部屋の価値は、なんと言っても素晴らしいオーシャンビューですね。
美しい海を見ながらバルコニーでまったりする時間は至福の時でした!

クラブラウンジの様子

CPグアムには、クラブラウンジがあります。IHGでは、スイートなどクラブラウンジ・アクセス付の部屋にアップグレードされてもラウンジアクセス権は付かないのが普通ですが、今回の滞在では、マイルストーン特典でラウンジアクセス権を獲得していましたので、クラブラウンジも利用させていただきました。
CPグアムのクラブラウンジは、ロビーバーを抜けた奥にあります。私たちが泊まったときは11月の平日で、宿泊客が少なかったためかもしれませんが、朝食はテラス・レストラン、その後10時からの昼のドリンクはロビーバーまたはプールサイドのインフィニティ・バーでの利用となっていました。(ある意味、ラッキー?)
クラブラウンジでは、14時~16時のアフタヌーンティー、16時~17時はファミリータイム、そして17:15~19:15がサンセット・カクテルという運用となっていました。17時からのファミリータイムでもアペタイザーが提供されるようですが、飲み物はソフトドリンクのみ。アルコールが提供されるカクテルタイムは、21歳以上のみが利用可能でした。

アフタヌーンティー、インフィニティ・バーでのソフトドリンク、そしてカクテルタイムと利用させてもらいましたが、アフタヌーンティーは所謂アフタヌーンティー・セットの提供ではなく、ミニ・ケーキやスナック、パンなどがセイルフ・サーブで頂ける形です。
インフィニティ・バーでのソフトドリンクは、ビーチやプールを利用した後にタオルに包まりながらでも利用できて、これは良かったです!


さて、いよいよサンセット・カクテルバー。18時少し前にいそいそと伺いました。
飲み物はオーダー制で、写真のメニューにあるように、スパークリングワインや日本のビール、カクテルも何種類かあります。
スパークリング・ワインをオーダーしてからアペタイザー・コーナーに向かったのですが、お酒の友と言えるのはチーズとハムが各3~4種類、そしてパスタの小鉢のみでした。
遠目にはもう少し何かありそうだったんですが、他はパン類、デザート、お菓子類などお酒のつまみには厳しいものでした…





あくまでもクラウンプラザでインターコンチネンタルではないし、と気を取り直して飲んでいたところ、突然1プレートのホット・アペタイザーが運ばれてきました。
ミニ・ステーキ、海老とイカのグリルで、特に美味という訳ではありませんでしたが(すみません)、心もほっとして、おいしくいただきました。
ちなみに、次の日のプレートは写真を撮り忘れたのですが、カクテル・シュリンプと鳥の唐揚げでした(^_^.)
クラブラウンジの料理は、ホテル・ウェブサイトのラウンジの写真ではビュッフェ形式で料理が並んでいるので、シーズンオフの平日のため1プレートでの提供になっていたのかと思われます。
実際、我々が利用させてもらっていたときは、他にほとんどお客さんがおらず、広々として綺麗なラウンジが少し寒々しく思えた程で、日本のラウンジとは大違いでしたので。
素晴らしいオーシャン/ビーチフロント! でも台風の爪痕が・・・
CPグアムのビーチ、行くまでは知らなかったのですが、前に泊まったウェスティンの白砂のビーチとは違って、満潮時にはホテル敷地の護岸ギリギリまで潮が満ちて、ビーチ部分がとても狭くなっていました(左のCPグアムの紹介写真のような状態。干潮時は右のようにビーチが広がるようです)。


ですので、ビーチチェアやカバナでまったり・・・というのはビーチ部分ではなく、ホテル敷地の芝生エリアやプールサイドということになるようです。さらに、2023年11月現在では台風の爪痕が残っており、修復工事が完了していないため低いフェンスが張られて絶景ビューが泣いている状態でした。


ビーチへのアクセスは限定的ながら可能ですが、ビーチにも大きな石が一部残っている状況でした。
でも、ご覧のように海の透明度は本当に驚くほどで、キレイな海は満喫できましたよ!
感想・まとめ
コロナ明け始めての海外旅行となったグアム。IHGグループの欠落地帯だったグアムにクラウンプラザがリブランドとは言えフル・リニューアルでオープンし、IHGプログラムの恩恵もあって、とても気持ちよい滞在でした。
前半に泊まったマリオットグループのウェスティンとは違った個性のホテルで、どちらもそれぞれの良さ、弱さがありますので、目的にぴったりのホテル選びができるよう、参考にしていただければ幸いです。
CPグアムの特徴、感想をまとめておきます。
今回はシーズンオフの平日で、台風の影響も残っていたためか、お客さんも少なくガランとしたビーチが完全に修復したら、また訪れたいホテルと思いました。
ブログは初めたばかりで、うまく書けていない部分も多いですが、知りたい情報などあればご遠慮なくご質問ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



コメント