ヒルトンAMEX:プレミアム切り替えのベストタイミングを考察―5万ポイント特典、すぐにダイヤモンドも!?

アメックス

ヒルトンホテル提携のヒルトンオナーズ・アメックスカード、今までは年会費が安いノーマル版を持っていたのですが、遂に念願のプレミアムに切り替えました!

プレミアム年会費は66,000円と超高額!でも、ヒルトンのダイヤモンド・ステータスに手が届くほか、アメックスの切り替えキャンペーンで50,000ポイントも獲得可能とのこと。
とてもお得と判断し、清水の舞台から飛び降りました!!(^^;)

メリットの大きいプレミアム切り替えですが、ノーマルからプレミアムへの切り替えでは注意も必要!
ウィークエンド無料宿泊券(以下「無料宿泊」)やダイヤモンド・ステータスに向けた利用金額の扱いなど、特に切り替えのタイミングについては事前に作戦を練ることが大事です。

そこで、ヒルトンアメックスのプレミアムへの切り替え、アップグレードについて、次のような疑問に答える情報を整理してみました。ヒルトンアメックスを初めて申し込もうとしてる方にも役立つ情報と思いますので、ぜひ参考にしてください!

  • プレミアムへの切り替えで、無料宿泊券の取得はどうなる?利用金額はリセット?
  • プレミアムに切り替えたら、ダイヤに向けた利用実績はどうカウント?
  • プレミアム切り替えの流れ、かかる日数は?
  • プレミアムへの切り替えのタイミングは、いつがいいの?
  • カードを切り替えると年会費はどうなる?
  • プレミアムへの切り替えキャンペーンはあるの?
  • 初めてのヒルトンアメックス、プレミアムとノーマルのどっちがいい?

以下では、まずプレミアムとノーマルの違いについて基本ポイントを整理していますが、基本はすでに知ってる、切り替えの実際について早く知りたい!という方は、目次で2番に飛んでください。

ヒルトンアメックス:プレミアムとノーマルカードの比較

ノーマルとプレミアムの違い(ポイントのまとめ)

年会費の差=プレミアムの+5万円で何が得られるか

ヒルトンアメックスの、ノーマルとプレミアムの違いをまとめてみました。
プレミアムは、なんと言ってもヒルトンのダイヤモンドステータスが狙えるなど、特典はとても充実しています。ただ、年会費が一気に5万円近く上がるので、ちょっとためらっちゃう方も多いですよね…(私もその1人でした・・・)

サービス内容ノーマルカードプレミアムカード
年会費16,500円(税込)66,000円(税込)
ヒルトン・ステータスゴールドゴールド
年間200万以上の利用でダイヤ
ポイント(ヒルトン)100円=3ポイント100円=7ポイント
ポイント(その他)100円=2ポイント100円=3ポイント
週末無料宿泊券(更新時)1泊
(年150万以上の利用)
無条件で1泊
さらに1泊年300万以上の利用)
旅行傷害保険~3,000万円(利用付帯)1億円(利用付帯)
その他プロテクション ショッピング、オンライン ショッピング、オンライン、
リターン、キャンセル、
スマートフォン、航空便遅延
その他京都特別観光ラウンジ
(高台寺圓徳院)
※重要と思われる比較ポイントのみ抽出

ヒルトン・アメックスのノーマルとプレミアムの年会費の差は、約5万円。
大きな差ですが、得られるものも大きいです。

プレミアムの+5万円で得られるもの
  • ダイヤモンド(ヒルトン・ダイヤ)のステータス(200万円のカード利用が条件)
    • エグゼクティブ・ラウンジへのアクセス権
    • 宿泊時のボーナスポイントが+20%(ゴールド比)
    • より確かで強力な部屋のアップグレード(スイート含む)
  • より多くのカード利用ポイント(ヒルトンでの利用:3p→7p、その他:2p→3p)
  • 無条件での無料宿泊特典、300万利用すれば2泊目の無料宿泊
  • 充実した付帯保険、ラウンジ等の特典

プレミアムの価値

プレミアムで多くの魅力的な特典があることは、わかりました。ただ、年会費が高いプレミアムがいいカードなのは当たり前。問題は、プレミアムの高い年会費は得られる特典に見合うのか、それが本当に5万円以上の価値があるのか? ですよね。

お金とサービスの比較になるので、人それぞれに価値観も違うと思いますが、カードの利用金額によって得られる特典が変わるため、頭の整理をしやすいように、次のようにまとめてみました。

年間カード利用額ノーマルプレミアム+5万円で得られるもの
0円無料宿泊券×1無料宿泊券×1
付帯保険など
150万円無料宿泊券×1
30,000ポイント
無料宿泊券×1
45,000ポイント
15,000ポイント
付帯保険など
200万円無料宿泊券×1
40,000ポイント
無料宿泊券×1
60,000ポイント
ヒルトン・ダイヤ
20,000ポイント
付帯保険など
ヒルトン・ダイヤ
300万円無料宿泊券×1
60,000ポイント
無料宿泊券×2
90,000ポイント
ヒルトン・ダイヤ
無料宿泊券×1
30,000ポイント
付帯保険など
ヒルトン・ダイヤ
(ポイント数は、すべてヒルトン以外で使用した場合のカード利用ポイント。)

どうでしょう?
だいぶイメージが湧いてきましたか?

ポイントはヒルトン・ポイントですから、価値的には0.5~0.6円/ポイントくらいでしょうか。
仮に0.5円としても、300万利用ケースでは、3.5万円で無料宿泊1泊分とヒルトン・ダイヤが手に入る計算になるので、これは文句なしにプレミアムがお得ですよね。

逆に、年間利用額が150万の場合は、ノーマルとの差は付帯保険以外にはポイントだけになるので、ノーマルの方がコスパ良好と言えそうです。

意見が分かれる可能性があるのは200万のカード決済——ヒルトン・ダイヤの価値をどう見るかが最大のポイントになりますが、得られるポイント差も含め、ヒルトンホテルをどのくらい利用するかで評価が変わります。

年200万決済でのプレミアムの価値

プレミアムの損益分岐点となるヒルトン・ダイヤの価値は、年間宿泊数が3泊、5泊、10泊のケースで以下のような試算ができます。
(1泊当たり30,000円、ポイント価値=0.5円、付帯保険等の価値は考えない場合)

3泊/年→1泊当たり12,500円分以上の価値があれば、プレミアムが得(詳細はクリック)
  • ヒルトン利用でカード・ポイントが(7-3)×30,000円×3=3,600ポイント増
  • ヒルトン宿泊時のボーナスポイント:30,000円/150円×10×(1.0-0.8)×3=1,200ポイント増(ゴールド→ダイヤで増えるボーナスポイント)
  • 50,000円-(20,000+3,600+1,200)ポイント×0.5/3泊=37,600円/3泊≒12,500円)

5泊/年→1泊当たり5,400円分以上の価値があれば、プレミアムが得(詳細はクリック)
  • ヒルトン利用でカード・ポイントが(7-3)×30,000円×5=6,000ポイント増
  • ヒルトン宿泊時のボーナスポイント:30,000円/150円×10×(1.0-0.8)×5泊=2,000ポイント増(ゴールド→ダイヤで増えるボーナスポイント)
  • 50,000円-(20,000+6,000+2,000)ポイント×0.5/5泊=36,000円/5泊=7,200円

10泊/年→1泊当たり3,200円分以上の価値があれば、プレミアムが得(詳細はクリック)
  • ヒルトン利用でカード・ポイントが(7-3)×30,000円×10=12,000ポイント増
  • ヒルトン宿泊時のボーナスポイント:30,000円/150円×10×(1.0-0.8)×10泊=4,000ポイント増(ゴールド→ダイヤで増えるボーナスポイント)
  • 50,000円-(20,000+12,000+4,000)ポイント×0.5/10泊=32,000円/5泊=3,200円)

もう少し具体的に言うと、クラブラウンジの利用、部屋のアップグレードの差に対して、例えば3泊ケースだと、12,500円を払ってもいいか?っていうことですね。
このプレミアム/ヒルトン・ダイヤの価値は、この試算は、ヒルトン・ポイントの価値(0.5円)など保守的(控えめ)に見ていますので、実際にはもう少しプレミアムが有利な気がします。

クラブラウンジでのティータイムやカクテルタイム、満室時以外は期待度の高い部屋のアップグレードもカウントすれば、年間3泊程度でもヒルトン・ダイヤ、ひいてはプレミアムの価値は十分にありそうですが、ここは個人の価値観により変わってくる部分ですね。

アップグレード後の部屋の値段、ラウンジでのケーキや軽食、ワインとかの飲み物代を計算すれば、すぐに1人あたり1万円を超えるような金額になりそう!

でも、これをそのまま「お得額」と言っちゃうと、少し危険かも。。。

部屋のアップグレードやラウンジ利用に、いくらだったら払ってもいいと思うかって考えてみると、より正しい、自分なりの価値がわかると思うよ!

逆に、年に1~2泊するかしないかという人は、ノーマルカードを年間150万円利用して、無料宿泊1泊をゲットするのがコスパ最強ですね。

ヒルトンは、ゴールドでも朝食無料の特典があり、部屋のアップグレードを含めてきちんとステータスを認識してくれる印象がありますので、快適なヒルトン・ステイが期待できると思います。

ヒルトンのゴールド、ダイヤのステータス特典の比較はこちらを参照

カード切り替えで何が変わる?

ノーマルのヒルトン・アメックスからプレミアムへのアップグレードは、カードの「切り替え」という手続になります。

切替は、アメックスのウェブ・ページまたは電話で申し込むことが可能ですが、実際に申し込む前に、何が変わるのか基本を押さえておきましょう。

切り替えで変わること、変わらないこと、注意点など

年会費

プレミアムの年会費は、プレミアム切替がアメックス内部で承認されてから最初の締め日で請求されます。
その際、すでに支払済みの旧ノーマルカードの年会費が、月割りで調整、返金されます。

カード切替日

カード切替日は、プレミアムへの切替がアメックス内で承認された日になります。

カード発行には所定の審査があるとされていますので一概には言えませんが、一度でもアップグレードのオファーが表示された方であれば、あまり時間をかけずに切り替えが期待できそうです。

プログラム期間(無料宿泊券のための集計期間)

無料宿泊券のための利用金額の集計期間(プログラム期間)は、カードの入会日・切替日から毎年1年間です。プレミアムへのカード切り替え時は、カード切替日が、新たにプログラム期間の開始日になります。

旧カード(ノーマル)でのプログラム期間はリセットされて、新しいプログラム期間に変わるため、旧カードで利用していた金額は引き継がれないので注意が必要です。(後述)

カード番号、引き落とし口座など

カード番号は変更となります。
定期的な支払いについて切り替えの手続が必要となりますが、自動切り替えとなる支払先も多いです。

なお、カードの締め日、引き落とし日、引き落とし口座は変わりません。

アメックスから案内される切替の流れ
  • 申し込みから2~3日以内に審査結果をメールで連絡
  • 発行が承認されると、10日~2週間でプレミアムカードが自宅に届く
    • 送付の基本は普通郵便。お願いすると簡易書留での送付も可能(速達は不可)

私のときは、電話での申し込みから約5分後には、Apple Payに登録していたカードが Premium に変わってました!

  • 電話申し込みから5分後、Apple Pay登録のカード情報更新のお知らせメール
  • 申し込みから約1時間後、カード切り替え完了のお知らせメール
    (通常10営業日以内に郵送でお届けとの案内)
  • 3日後の深夜に新カード発送、申し込み5日後には到着(簡易書留で依頼)

無料宿泊特典には注意が必要!

上で書いたように、無料宿泊のためのプログラム期間は、プレミアムへの切り替えでリセットされるため、注意が必要です!

  • 旧ノーマルカードでの利用金額は、リセットされて引き継がれない
    • 仮にノーマルカードで150万円を達成していたとしても特典として発行されていない以上、消えてなくなるということに・・・
  • プレミアムに切り替え後の新しいプログラム期間でも、旧ノーマルカードの番号での利用額はカウントされない
    • プレミアム切り替えが承認されても、カードが届くまでの間の利用は注意が必要!
    • Apple Pay登録カードがPremiumに変わっていれば、Apple PayでのQuik Pay利用はOK(な筈)

ダイヤへの途は以外と近い?

無料宿泊のプログラム期間とは違って、ヒルトン・ダイヤのステータス獲得のためのカード利用期間は、1~12月の暦年ベースに固定されています。
そして、プレミアム切り替え前のノーマルカード時代の利用額も合わせて集計されます!

ですので、カード切り替えの時期にもよりますが、ノーマルカードで年150万円を利用して無料宿泊をゲットした方は、意外と少ない金額でダイヤに手が届くかもしれません!

ネットで調べると、ノーマル時代の利用金額が多かった方で、プレミアム切り替え後にすぐヒルトン・ダイヤになった報告も上がっていましたよ!

切り替えのベストタイミング? 頭に入れておきたい3つのこと★

プレミアムへの切り替えがお得そうだから申し込もうと決めたあなた、直ぐに申し込む前にちょっとだけチェックして欲しいことがあるんです。

それは、切り替えにベストなタイミング・・・・後で後悔しないよう、チェックポイントを挙げておきます!

無料宿泊特典の発行タイミング

無料宿泊特典の発行タイミング

無料宿泊特典は、いつ発行されても発行日から1年間の有効期限で、特にタイミングなど関係ないと思っていませんか?

確かにそうなんですが、例えば、年末年始の休みに無料特典を使いたいと思っている方は、無料宿泊特典の発行が12月だと予約を取るのは絶望的ですよね…
この場合、1月か2月、遅くとも年前半に無料宿泊特典が発行されているとベストですね。

つまり、無料宿泊特典の利用があり得るシーズンの間際の発行は避け、その直後のあまり旅行に行かないシーズンとかに発行されるタイミングを選べるとベストということになります。

でも、無料宿泊特典の発行時期はどうやって選べばいいの?

無料宿泊特典は、「プログラム期間終了後の3カ月を目処に」メールされるとアメックスは案内してるけど、実際はプログラム期間終了から2回目の締め日の翌日あたりにメールで発行されているようです!

少しややこしいけど、特典を発行したい月の締め日の翌日から2カ月前から、次の締め日までの間にカードを切り替えれば多分大丈夫!

無料宿泊特典発行日とカード切替日

例えば、締め日が20日の場合、1月下旬に無料宿泊特典を発行するためには、11月21日~12月20日の間にカードを切り替えればよいと考えられます。

ヒルトン・ダイヤの反映タイミング

200万円利用=ヒルトン・ダイヤの達成時期一部検証中

ヒルトンのダイヤモンドステータスは、年200万円という「利用条件の達成後3ヶ月以内に付与」され、「ダイヤモンドステータスは達成した年の翌暦年の12月末まで有効」とされています。

したがって、1回の200万達成でなるべく長くダイヤでいるためには、可能な限り年初に200万を達成できればベストとなります。実際、ネットで見ると、早くも2~3月に200万利用を達成し、4月早々にはヒルトン・ダイヤを満喫されている方の報告もあります。

とてもそんなに早くの達成は無理・・・という方でもダイヤの期間を最大化できる可能性がありそうなことに気付きましたので、ご紹介します。

ネットで見られる先輩方の報告を総合すると、ヒルトン・ダイヤは、暦年で200万円以上の決済が確認された締め日の翌日ころには、ヒルトン・アプリで確認されているようなんです!(アメックスの公式見解はあくまでも達成後3ヶ月以内ですが、皆さんの報告からのプチ検証も、後日アップする予定です)

この推測が正しいとすると、例えば20日が締め日の場合は、12月21日から年末の間に200万を達成すれば、次の締め日の1月20日で200万利用がアメックス請求上で確定し、その1~2日後にはヒルトン・ダイヤの達成が見込めるはずですね!

これはまだ検証が必要ですが、似たような話では、IHG One Rewardsのマイルストーン・プログラムで、特典選択のタイミングを年初にずらすことによって、ほぼ2年間のラウンジ・アクセス権がゲットできる例がありますね。

「300万円利用で2泊目」は毎年ねらう?

「300万円利用で2泊目」は毎年ねらう?

最近は、クレジットカードの特典は○百万円以上といった利用額を条件としたものが増えていて、ヒルトン・アメックスで300万、200万も毎年決済するのはつらいという方も多いと思います。

300万円利用で2泊目の無料宿泊特典をねらうのは、2年に1回、1年ごとにするという先輩ブロガーの考え方に、私もなるほど!と思いました。

300万利用時よりお得度は少し下がりますが、1泊の無料宿泊特典を有効に使い、ダイヤ特典も満喫できれば、プレミアムの年会費分は回収できそうです!

ただ、この「隔年300万で2泊無料」と、「年末200万達成で2年ダイヤ」を同時に成立させようとすると、例えば偶数年はプログラム期間開始から年末までに200万利用、翌年の奇数年はプログラム期間終了前に100万利用して、次のプログラム期間では必要利用額はゼロ、といったパターンとなります。

この場合、上で示した11月下旬の切替日の場合、1カ月強で200万の決済が必要となって少し厳しいため、この作戦は諦める、あるいは無料宿泊特典の発行時期を春~夏のどこかのタイミングにずらすなど、考える必要がありそうです。

カード切替時期の重要性:まとめ

いかかでしょうか。
プレミアムに切り替えるとき、その時期により、無料宿泊特典の使いやすさ、ヒルトン・ダイヤや2泊目無料宿泊特典の狙いやすさに差が出ることがわかりました。

旅行に行きたい/行きやすい時期、カード利用をしやすい時期や集中利用の可否など、人によって状況が違うと思いますので、ここで挙げたポイントに注意して、自分にベストな切り替え時期を考えてみてください!

なお、次に説明するアメックスのプレミアム切り替えキャンペーンは、終了時期が明示されておらず、突然終了となる可能性もあります。
2024年中は続くのではと期待していますが、切り替えを遅いタイミングまでずらす場合は、このリスクも念頭に置いておいてください。

アメックスのプレミアム・カード切り替え特典

ヒルトン・ダイヤのステータス獲得などお得なプレミアムカードですが、さらに嬉しいことにアメックスでは、2023年11月現在、ヒルトン・プレミアムへの切り替えで特典が貰えるキャンペーンが継続していて、とてもお得にカードのアップグレードができましたよ。

ヒルトン・プレミアムへの切り替え特典
(アメックス・ウェブサイトから引用)

プレミアムへの切り替えで59,000ポイント!とありますが、このうち9,000ポイントは通常のカード利用のポイントですので、純粋な切り替えの特典としては、3カ月以内に30万円の利用で50,000ポイントということになります。

このキャンペーンには特に期限は明示されておらず、いつまで続くかは不明ですが、この切り替えのページで特典が掲載されていれば、継続しているものと思われます。(申込時には、電話で確認されることをお奨めします)

まとめ

ヒルトン・アメックスをノーマルからプレミアムに切り替えると、年会費は5万円アップするものの、年200万以上のカード利用が可能なら、ヒルトンに少しでも泊まる人にはプレミアムがお得で、十分に価値があります。

プレミアムへの切り替えでは50,000ポイント貰えるキャンペーンもあってさらにお得ですが、切り替え時期により、無料宿泊特典の使いやすさ、ヒルトン・ダイヤの達成しやすさが変わってきます。

無料宿泊特典の使いやすさから考えると年末~年初頭の切り替えが一番のおすすめです。また、カード利用額を抑えたい場合、例えば年末近くに200万決済を達成すれば、ヒルトン・ダイヤを2年近くゲットが可能(な筈)です!

一方で、2泊目の無料宿泊のための300万利用は1年おきでいいとする場合、あまり年末近くの切り替えではない方がいいかもしれません。いずれにしても、カード切り替え時期が重要な意味を持つことは意識して、自分にベストな切り替え時期を考えてみてください。

おまけ★初めてのヒルトンアメックスは、ノーマルが正解!?

この記事はヒルトン・アメックスのノーマルからプレミアムへの切り替えについて検討したものですが、これから初めてヒルトン・アメックスを作ろうかと考えている方にも大いに参考になる筈です。

一気にヒルトン・ダイヤを目指したい方、ヒルトンに多く泊まる方であれば、最初からプレミアムがベストと思いますが、今まではヒルトンの利用が多くなくて少し様子を見てみたいという方には、ノーマルはとってもいいカードと思います!

入会特典(2023年12月現在)を見ると、プレミアムは200万利用で最大140,000ポイントと驚く数字が謳われていますが、通常利用ポイントを除いたネットの入会特典は80,000ポイントです。ノーマルの入会特典は50,000ポイントなので、もしプレミアム切り替えキャンペーンが続いていればノーマル→プレミアムの切り替えの方が入会特典は大きくなります。(ただ、アメックスは、カード作成からできれば1年、最低でも6カ月は経過しないと切り替えは難しいので、注意は必要です)

ヒルトンは、ゴールドでも朝食無料など特典が充実していることもあり、ノーマルはとってもコスパのいいカードになっています。次の記事では、1年強保有していたヒルトン・ノーマルカードの魅力もご紹介したいと思います。

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